もっとわかる区財政講座【歳入編】 2016年10月3日(月)
2016年10月3日(月) 午前10時00分~午後4時30分
3月議会(予算議会)9月議会(決算議会)では、満足のいく一般質問・議論ができましたか?「よくわかる区財政講座」を受講された方も、されていない方も大歓迎!!財政に苦手意識を持たれていても、歳入に関するわかりやすい基礎~専門の講座を行いますのでご安心ください。
概要
- 講座の特色
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どんな資料をどこから入手し、どう読み込むのか?財政指標の意味は?より良い財政のあり方は?財政に関する様々な疑問にお答えします
今回の講座は、これまでの講座と異なり、財政の歳入・歳出のうち歳入に特化した講座を行います。そこでは、これまでの講座では特段扱ってこなかった特別区財政調整交付金に着目し、その制度や交付額を決める基準財政需要額、基準財政収入額についてきちっと解説をしていきます。
その他にも財政の自立性を妨げる要因となる国庫支出金などの解説を多くしていく予定です。 - 講師
- 大和田一紘(代表理事)、石山雄貴(主任研究員)
- イベント名
- もっとわかる区財政講座【歳入編】 2016年10月3日(月)
- 日時
- 2016年10月3日(月) 午前10時00分~午後4時30分
- 定員
- 15名(先着順・最少催行人数3名)
- 会場
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きゅりあん(品川区総合区民会館)
Tel: 03-5479-4100
東京都品川区東大井5-18-1
※最寄駅 JR大井町駅 - 受講料
- 20,000円(税込)
- テキスト
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『三訂版 習うより慣れろの市町村財政分析』(2,310円・講師の大和田一紘著・自治体研究社)
※テキストなしでも受講できますが、あると復習・自習に役立ちます。 - 昼の食事について
- こちらではご用意いたしませんので、各自飲食店等でお取りください。ご了承ください。
- 主催
- 一般社団法人 財政デザイン研究所
もっとわかる区財政講座【歳入編】のポイント
決算カードを読み込み、区財政調整制度の理解から深まる決算カードや財政状況資料集は区財政の基礎的なことが載っている大事な資料です。この資料に書かれている数字や指標の意味を理解することは議会活動において必須能力です。当講座では、これらの資料の見方・読み方・使い方をじっくり学びます。

カリキュラム・時間割
第1講(10:00 - 10:50)
財政の透明性を高める広報─誰もがわかる広報のあり方を学ぶ─
みなさんのまちの広報は解りやすいですか?事実だけではなく真実が掲載されていますか?広報や議会だよりは区民と行政・議会との大切なコミュニケーションの場です。広報における予算、決算の開示状況から「自治の源泉としての情報公開」のあり方を考えましょう。
第2講(11:00 - 12:00)
区の歳入をさらに詳しく学ぶ
わがまちの歳入構造を知るために決算カードから歳入の状況を読み解く必要があります。「自主財源」と「依存財源」、「一般財源」と「特定財源」の区分の意義が理解できるようになり、わがまちの歳入における区税の占める自主財源比率がわかるようになります。
第3講(13:00 - 13:50)
区のふところは─歳入の仕組みを学ぶ─
わがまちの歳入構造を知り、予算の議決や長期総合計画の審議に不可欠な財政を展望する力を養います。区の歳入の仕組みを学び、わがまちにふさわしい歳入のあり方を考えましょう。
第4講(14:00 - 15:10)
区の経常一般財源を確保するカギを握っている区財政調整交付金
区財政調整交付金制度を理解するために必要なことは、普通交付金、基準財政需要額、基準財政収入額、標準財政規模、財政力指数を一体的に捉えることに他なりません。改めて財政調整交付金の目的や交付金の算定方法、さらに財源のあり方を考えます。
第5講(15:20 - 16:30)
区税以外の主な歳入、国庫支出金と地方債を学ぶ
区向けの国庫支出金の内訳はその7割は国庫負担金が占め、社会保障関係費の増加により総額が増加しています。国庫支出金は地方分権を妨げる大きな要因とされています。また地方債の許可制度から、2006年度からの地方債事前協議への移行を学びます。
講師プロフィール
大和田 一紘(おおわだ・いっこう)
1943年、青森県弘前市生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。東京都自然環境保全審議会委im員を6期12年、東京都環境科学研究所研究員、中央大学社会科学研究所客員研究員、埼玉大学と法政大学などを歴任。
現在、NPO法人多摩住民自治研究所理事、多摩学会と日本環境学会に所属、専門は環境教育、環境政策、まちづくり論、地方自治、地方財政。また『日経グローカル』に「実例で見る自治体財政」を連載。 著書『習うより慣れろの市町村財政分析』(単著)、『市民による市民のための合併検証』(編著)、『市民が財政白書をつくったら……』(編著)他多数。
石山 雄貴(いしやま・ゆうき)
1989年、東京都江戸川区生まれ。2012年度東京農工大学農学府共生持続社会学専攻修了。現在、NPO法人多摩住民自治研究所研究員。2012年度日本環境教育学会研究・実践奨励賞受賞。論文「教師が結ぶ地域の復興教育」、「教育財政から見た小中一貫教育」など。地方財政学会、日本環境教育学会、日本社会教育学会に所属。
地図・アクセス
きゅりあん(品川区総合区民会館)
- 東京都品川区東大井5-18-1
- Tel: 03-5479-4100
- JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線…大井町駅 徒歩約1分
- 駐車料金 30分200円(利用時間 8:30 - 21:30)
- 駐車場は商業施設との共用のため混雑することがあります。なるべく電車・バスをご利用ください。
お申し込み
お申し込みフォーム、FAX、メールのいずれかでお申し込み下さい。申し込まれた方には受講案内(会場地図・持ち物案内等)をお送りします。
- ◆「お申し込みフォーム」でのお申し込み ⇒
- ◆「FAX」または「郵送」でのお申し込み ⇒
-
チラシ&申込書をダウンロードする(PDFファイル)
<郵送先>
〒191-0016
東京都日野市神明3-10-5エスプリ日野211
一般社団法人 財政デザイン研究所
以下の項目を記入の上、info@lpf-design.orgまでお送り下さい。
複数人の情報をExcelにまとめて添付していただいても結構です。
- 受講日(10/3(月))
- 氏名
- 領収書宛名
- 住所 〒
- 電話
- テキスト購入(購入する・購入しない)
- 今後のお知らせ(希望する・希望しない)
※テキスト購入は希望者のみ。テキストなしでも受講できます。
分析方法に関してはご活用いただけますが、23区と他の地方自治体では制度が異なる部分もあるため、テキストの内容がそのまま区に当てはまるわけではありません。
お問い合わせ
ご不明な点はお気軽にまでお問い合わせ下さい。
- ① メール:info@lpf-design.org
- ② 電話:042-514-8530(平日 9:30-17:30)
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